2014年7月27日日曜日

33、豚肉の山椒スープ煮込み

お店メニュー名「33、辛く煮込まれた豚肉、75000ドン」

お店のメニューを見ると、辛く煮込まれた豚肉。なんとなく、居酒屋系のイメージがして、とても期待できる感じです。こってりしていて、ご飯やお酒に合う一品料理、とでも申しましょうか。

ということで、料理はこちら。


うん。いつものことながら、思ってたのと違います。なんかどこから突っ込んでいいのかわかりません。


豚肉は、片栗コーティングがしてあるので、下味をしっかりと閉じ込めています。


で、白菜なども一緒に煮込んでるため、とてもヘルシーです。中国4000年の歴史では、健康にも気を使います。

ただ、非常に気になるのがこれ。


写真じゃわかりにくいかもしれませんが、要は山椒の実がふんだんに使われています。そう。メニューの辛く煮込んだは、唐辛子系の辛さではなく、山椒系の辛さを意味します。

なんといいましょうか、すべてをぶっ飛ばすほどの山椒のパワー。大トロ握りの中に、罰ゲーム並みのワサビを入れちゃったような感じです。

食べた瞬間、口の中にほとばしる、山椒のビリビリ感は、もはや電気レベルです。

ほかの料理には、ふんだんに唐辛子を使っておきながら、時々フェイントのように山椒が使われています。とにかく、そうじゃない感がものすごいです。

少なくとも、この料理には、山椒はいらないんじゃないかと思います。

なお、うなぎの蒲焼に使用される山椒は、隠し味的な位置づけなので、とてもおいしいのですが、本場の山椒は、全然隠れておらず、むしろ前に出てるので、よっぽど好きな人じゃない限り、料理そのものが微妙に感じてしまうほどの破壊力を秘めています。

山椒の「さん」は、きっと「酸」が使われているんですね。



ハノイ太郎


2 件のコメント:

  1. 麺類などは持ち帰りなどのできますか?

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  2. たぶん、できると思いますよ。ベトナム人ですので、とりあえず言えば何とかしてくれることが多いです。ただ、持ち帰りクオリティは低いと思います。

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