2014年9月15日月曜日

12、鶏の中華味噌いため

お店メニュー名「12、四川スタイルでピーマンと炒める鶏、70000ドン」

さて、今回も、メニューのタイトルに色々突っ込みどころがあるのですが、とりあえず突っ込んでおくと、ピーマンと炒めてはいません。

東北餃子王の場合、ピーマンと炒める=緑の唐辛子と炒める と考えることが可能です。まぁ、色的にも形的にも、気持ちはわかります。

ですが、この料理の場合、緑の唐辛子ではなく、赤い小さな乾燥した唐辛子です。もはや、なにがピーマンなのかもわかりません。



あと、唐辛子が入ってる=四川風 ということなのでしょうか。何が四川風なのかもよくわかりません。




で、肝心の味なのですが、中華味噌でいためた鶏肉なので、なかなかおいしいです。ただ、鶏がササミ系のお肉なので、正直惜しいです。

これが、豚肉の薄切りであれば、かなり高得点ではないでしょうか。ご飯のお供に、絶対あう一品です。



具材には、ナッツも使われています。これがまたウマイです。



次回は、豚肉で作ってもらえるように、お願いしてみたいと思います。




ハノイ太郎


2014年9月9日火曜日

番外編2、東北餃子王の意味について

今日は暇なので、番外編として、コラムを書いて見ます。


相変わらず、日本人にも大人気なローカル中華料理屋である、東北餃子王。

何が東北で、なにが餃子王なのか、皆様疑問に思ったことありませんか。

いろいろな噂が聞こえてくる中、知ってる人には、当たり前の知識ですが、知らない人にとっては、雑学になる、そんな東北餃子王の名前の由来などを書いてみます。


まず、東北餃子王の「東北」についてですが、日本人はすぐに日本の東北あたり(青森・秋田など)を連想するようですが、実は全然違います。そういうんじゃありません。


東北というのは、いわゆる中国の東北ということで、大連やらその辺を指すみたいです。

また、東北餃子王の料理って、単純な中華料理ってわけでもなく、また、ベトナム料理ってわけでもありません。意外と、初めて食べた味、という感想を、多く耳にします。

じつはここの料理、上記のとおり、中国の東北地方、大連あたりの料理でして、広東料理や広州料理、四川料理などのように、東北地方料理ってのがあるみたいです。

さらに、この地域の料理って、日本ではほとんど目にすることができず、ハノイで食べられること自体が、とても珍しいみたいです。


こういう由来で、名前が「東北」と言われているわけです。


で、「餃子王」についてですが、こっちはよくわかりません。

餃子王=餃子の王様という意味です。じゃー、とても旨いんじゃない?と期待しそうなもんですが、よく考えてください。

王様=優秀 という意味ではありません。

むしろ、私のイメージですが、優秀な王様などほとんどいません。つまり、旨いよ!ってうたってるわけではなく、ただ、偉そうにしたいという、ベトナムらしい考えから、餃子王になったと考えられています。(俺に)


ということで、東北餃子王は、東北地方の料理、一番旨い餃子をうたってるわけじゃーない、ということです。

さー、皆さんも東北餃子王、是非。



ハノイ 太郎


37、チンジャオロース風、5種盛り合わせ

お店メニュー名「37、5種類の味で炒める豚肉、80000ドン」

またまた出ました。東北餃子王名物、Google 翻訳。

「5種類の味で炒める」という、これまた想像しにくいタイトルです。

普通に書きゃいいものを、わざわざわけのわからない表現をするところが、さすが餃子王です。

ということで、注文してみることにしました。




はい、やっぱり意味がわかりません。

甘い・辛い・すっぱい・苦い・塩辛い(しょっぱい)、全部入って5種類の味、ということでしょうか。はたまた、5種類の具材が使われている、ということなのでしょうか。

よくわかりませんが、とりあえず見た目や食べてる感覚は、いわゆるチンジャオロース。お肉やピーマンなどを細切りにしていためた、アレです。

ただ、味は見た目のイメージとは異なり、酸味が強く、正直、惜しいです。もっと普通に作れば、おいしいのに、いらない個性を持たせようとして、失敗に終わってる感じです。

まさか、中国人やベトナム人にとっては、この味が旨い!のでしょうか。



ハノイ太郎


2014年9月7日日曜日

8、海老・豚のから揚げ 甘辛炒め

お店メニュー名「8、ピーマンと炒める海老フライ・肉フライ、80000ドン」

まず、お店のメニューには、ピーマンと炒める的なことが書いてありますが、どうやら、ピーマンは入っておらず、代わりに唐辛子が入っています。

ベトナムでは、唐辛子をピーマンと訳す。。。からなのでしょうか。

それはさておき、このお料理、私の中で東北餃子王料理ランキングベスト5にランクインしました。

ベトナムの場合、見た目から想像した味を、かなりの確立で裏切ってくれることが多いのですが、このお料理は、見た目から想像できる味どおりでした。





全体の味付けとしては、酢豚の酢がなくなったような感じ。日本人のくちにあう味付けじゃないかなとおもいます。

から揚げは、豚と海老。どちらもひとくちサイズです。衣が多すぎるなどの諸問題もなく、なかなかいい感じに揚がっています。

ちなみに、海老はブラックタイガー海老などの高級品ではなく、カップヌードルに入っている、小型の海老が使われていると思われます。ただ、ひとくちサイズで、とても食べやすく、おいしいです。




ただ、全体的に少しピリ辛な味付けなので、口の中の傷が痛くってしょうがない人や、宗教的に辛いものが無理な方は、ご注意ください。

これ一皿と、ご飯があれば、それで十分なお料理です。



ハノイ太郎