2014年8月15日金曜日

40、レバーの鉄板焼き

お店メニュー名「40、熱い鉄板に載せた腎臓、80000ドン」

まず、お店のメニューの漢字が間違っています(載せたの部分)。決して私のうち間違えではありません。

さて、肝心のメニューのほうなのですが、最初はアツアツの鉄板に、フタがされた状態で運ばれてきます。この時点では、ものすごく期待をさせる演出なので、なかなか楽しみです。

なお、写真からは、音がしませんが、とにかくジュウジュウとすばらしいサウンドです。




で、フタをあけると、こんな感じ。




マーなんとすばらしい。見た目がとてもおいしそうです。私も、隣の知らない人たちが注文しているのを見て、これを注文しようと決めたくらい、おいしそうです。

で、お味のほうなのですが。

結論から言います。また、私ごとになりますが、私はレバー(肝臓)が嫌いなので、全然好きではありません。

といいますか、食べた感じはレバー。お店メニューには、腎臓と書いています。私には腎臓なのか肝臓なのか、区別をつけるす術がないため、どっちが正しいのかはわかりませんが、どちらにせよレバーみたいな味です。

ちなみに、味付けのほうなのですが、普通のBIT TET(ローカル牛焼肉)のような味付けです。

ここで大変なことを思い出しました。

これって、中華料理なのか??????




ハノイ太郎



59、豆腐と海苔スープ

お店メニュー名「59、豆腐と海藻のスープ、40000ドン」

私の場合、料理の〆には、基本スープが欠かせません。

日本食なら味噌スープ、洋食でもポタージュスープと、いろいろありますが、中華なら、やはり中華スープでしょう。

ということで、東北餃子王のスープシリーズ、今回は、豆腐と海苔のスープを注文してみました。

お店のメニューには、豆腐と「海藻」と書いていますが、要は海苔です。普通の海苔がふんだんに入っているタイプのスープです。





さすが、海苔などの安いものを使わせたら、ベトナムはとことんやってくれます。とにかく、ひとくち飲んだだけで、海苔の風味がガツーンです。海苔の風味といいますか、もはや海の風味です。

正直、お豆腐いらなくない?とも思ってしまう、海苔風味。素材の味が出てるというのは、まさにこのことを言っているのだと思いました。

てか、スープ自体は案外薄味なので、こってりをお好みの方は、少々物足りないかもしれません。

あと、どんぶりで来るので、これ1杯で4~5人分くらいあると思います。でも、海苔を独り占めしたい方は、一人で1杯注文してもいいかもしれません。



ハノイ太郎






2014年8月8日金曜日

28、ジャガイモと鶏の煮物

お店メニュー名「28、ジャガイモと煮込まれた鶏、120000ドン」

東北餃子王と言えば、うまい、安い、ということで有名なのですが、このメニューは、やたらと高い価格設定となっています。妙に強気です。

東北餃子王で、第2位の高額メニューが、この商品。内容としては、イモと鶏なわけですが、果たしてそれだけの価値があるのか否か。

きっとすばらしい料理であるに違いありません。これは楽しみです。

ということで、料理が運ばれてきました。






















むむ・・・・。これっすか・・。

東北餃子王の料理って、普通、白いお皿か、鉄板なのですが、この料理については、特殊なお皿が使用されています。

ただ、料理については、なんともかんとも、イモと鶏とパクチーのみです。どうした!東北餃子王と叫びたくなります。




肝心のお味のほうなのですが、イモはやわらかく、鶏もやわらかく、全体的にやわらかいの一言です。確かに、うまいです。味付けもそれなりにうまいですが、これってベトナム料理じゃない?という疑問はぬぐいきれません。

日本食料理屋に行って、高級なベトナム料理を食べる、そんなやるせない気持ちでいっぱいです。

きっと、お皿が高いんだということにしておきましょう。やわらかい地鶏を食べたい人は、是非。



ハノイ太郎



2014年8月4日月曜日

47、大学イモ

お店メニュー名「47、蜂蜜を塗る山芋、60000ドン」

なにやら、めんどくさい表現をしていますが、要は大学イモです。昔、大学の近所のおっさんが作ってたことから、大学イモと呼ばれるようになったとか、ならないとか。

東北餃子王の大学イモは、なかなかおいしいです。ただ、アツアツのうちに取り分けてしまわないと、アメ成分がガッチガチになって全部固まってしまうので、早めに取り分けたほうがいいです。

とりわけてる最中に、アメが糸を引き、その糸が固まっちゃうって感じです。





で、メニューには蜂蜜の表記がありましたが、「蜂蜜」を塗ってるのかというと、よくわかりません。とりあえず「べっこうあめ(砂糖と水を煮込むだけで作れる、戦前スイーツ)」の味がします。若干マイルドな味なので、もしかしたら蜂蜜も加えてるのかもしれません。

また、同じく、メニューに山芋の表記がありましたが、山芋かといわれると山芋な気がしますが、おおかた、山で取れたサツマイモじゃないかと思います。

お子さん連れの方や、最近オナラが出にくい方などは、是非ご賞味ください。



ハノイ太郎


51、豚と白菜餃子(水餃子バージョン)

お店メニュー名「51、豚肉と白菜のワンタン、25000ドン」

お店のメニューでは、ワンタンという名称なのですが、とりあえず餃子です。

ただ、ぶっちゃけワンタンって表現のほうが正しいんじゃない?って感じるビジュアルではあります。ですが、餃子王を名乗ってるので、ワンタンではなく餃子ってことにしておきます。

お値段は破格の25000ドン。で、このボリュームです。さすが、ぎょうざキングです。




で、肝心のお味のほうなのですが、タレをつけずにこの餃子だけで食べても、そこそこおいしいです。食べると中からジューシーな肉汁などが染み出てくるため、なかなかおいしいです。

ただ、中の具材がそんなに多くないため、ボリューム感やガッツリ感などはイマイチな気がします。中国だと、この餃子をメインに、おかずを食べるのでしょうが、個人的にはおかずに過ぎません。

あと、付属のタレがベトナムの味って感じがするので、好きな人は好きかも知れませんが、私はあまり好きではありません。タレをつけるくらいなら、そのまま食べたほうが旨い!という気がしてやみません。

なお、気分しだいで揚げてくれたりもしますので、希望者は事前に揚げてくれるようにお願いすれば、揚げ餃子バージョンを食べることが可能です。



ハノイ太郎

32、アツアツ鉄板焼肉

お店メニュー名「32、熱い鉄板に載せた牛肉、80000ドン」

まず、最初に突っ込んで起きますが、お店のメニューには、鉄板に「載せた」牛肉って書いてあります。漢字が間違っていますが、私ではなく、お店のスタッフの誤作動によるものです。

鉄板焼肉といえば、私の経験則で言えば、絶対にマズイわけがない、てか、普通に作ればまずくならないはず!といっても過言ではありません。とても期待できます。

ということで、お料理です。




フタを取ってから撮影しましたが、最初はフタがしてあり、中でジュウジュウと音がしています。中からは、アツアツの牛焼肉(プラスピーマン・たまねぎ)が出現。

ひとくち食べてみると、なんと言うことでしょう。お口に広がお肉の風味、しっかりと火が通ったお野菜のうまみ、そして、すべてをベトナム風に変えてしまう味付け。

そうです。この料理、日本風でもなければ、中華風でもありません。完全にベトナム料理です。

ベトナム料理に、「Bit Tet」という鉄板焼肉があるのですが、そんな感じによく似ています。てか、むしろ Bit Tet の劣化版という感じがします。

ベトナム料理に慣れていると、味付けは、まぁおいしいのですが、やはり日本で食べる鉄板焼肉とは全然異なりますし、そもそも中華料理ではないので、わざわざ東北餃子王で食べる意味もないんじゃないかなーと思います。正直、適当なお店で「Bit Tet」を食べたほうが、全然いいと思います。




ただ、とりあえず鉄板に乗ってりゃ、なんでもおいしく見えますので、ビジュアル的にはありです。



ハノイ太郎


60、カルビと冬瓜(たぶん)のスープ

お店メニュー名「60、グリーンパンプキンと肋骨のスープ、60000ドン」

東北餃子王のスープは、通常40000ドンなのですが、このスープのみ、60000ドンもします。

何を隠そう、このスープは、いわゆるカルビ(肋骨)スープでして、その分お値段が張るのかもしれません。

通常、カルビスープといえば、こってり、ピリ辛なイメージがありますが、ここのスープは、とてつもなくシンプル。白湯かよ!って突っ込みたくなるビジュアル。白湯に、りんごの切れ端が浮いてるような感じです。

なお、メニューには「グリーンパンプキンと肋骨のスープ」と表記されています。東北餃子王お得意の、goolge 翻訳なのかと思いきや、実はグリーンパンプキンって、我々のイメージするかぼちゃのことではなく、普通は瓜のことをさすみたいです。緑の瓜で、グリーンパンプキン。間違ってはいないみたいですが、パンプキンプリンを、瓜プリンといってるのと同じで、しっくりきません。




ちなみに、浮いてるのは、りんごではなく「瓜(うり)」です。冬瓜だと思います。(たぶん)また、底に大分沈んでるので、量はかなりあります。その他、カルビも沈んでます。




肝心のお味のほうなのですが、結論から言いますと、旨いですが、薄いです。

素材の味を生かしたスープ、を目指してるのかも知れませんが、素材の味を感じる以前に、薄いです。ほかの料理の味濃度とのギャップがすごいです。

食事の後のスープというよりは、食事の前のスープという役割で考えたほうがいいかもしれません。

一応、いろいろ注文した場合、大体食前にこのスープが運ばれてきますが、食事中にほかの料理と一緒に運ばれてきた時を考えると、ゾッとします。

ほかのスープと同様、量が多いので、5人くらいで食べるとちょうどいいかもしれません。

なお、相変わらずパクチーのトラップがありますので、ご注意を。



ハノイ太郎